オススメ本

【書きたいことが見つからない】「書く習慣」を読めばまた書きたい気持ちが湧き上がってくる

ブログをはじめてもうすぐ1ヶ月。

初めは「これは他の人も参考になるんじゃないか」と思った自分の経験や出来事について書いていました。
ただ、「ちゃんとためになっているんだろうか…」と不安になったり。
まだ1ヶ月だけど、これから何を書いていったらいいんだろうとよくわからなくなっていました。

そんな時書店でいしかわゆき(ゆぴ)さん執筆のこの本に出会いました。
初心者ブロガーさんはもちろん、自分の日常や何かをアウトプットしたい人に是非オススメしたい!

今回はこの本を読んで変わったマインドと学びについて書いていきます。

この本を読んで変わったマインド

意味がない文章に意味づけするのは読んでくれるひと

この言葉を読んで、今までなんとなく考えていた「ちゃんとためになっているんだろうか…」
そんなモヤモヤが晴れました。自分には当たり前で意味があるかわからなくなることも、どう感じとるか、どう意味づけするのかは読んでくれる人それぞれ。

それなら、もやもや悩んで結局「意味ないかも」と自分で決めつけて書くのをやめるより、ちゃんと伝わるかなと思う文章でも、ちゃんと世の中に公開する方がずっとずっといい

そんなマインドに変わることができました。

「愛のある発信」を続けていこう

SEO対策や有益な記事を書き続けることはとても大事。

ただ、自分がなぜブログを始めたのか改めて考えると、デザイナーを目指した自分の思いや学びを記録していきたいと思ったから。
読んでくれる人にも有益になったらいいなと思っている。

「自分が知らない新しい発見に関しては有益」
私が好きなことだから、愛があるから、熱を持って伝えられる。
そういう文章をもっと書いていっていいんだ、という気持ちになりました。

この本を読んで得た新しい学び

ここからは、自分の書きたいことを書きつつ、読んでもらえるような工夫について学んだことを3つ書いていきます。

日常の解像度を高める

起きた出来事、自分の考えに「なぜ?」と問いただす。
無理やり学びに結びつけることで、読んでもらえる文章にする。

なぜその部分が心に刺さったのか
今の自分とどう重なったのか
これを受けて今後どうするか

芸能人でもない私たちの日常は、単調に書いてしまえば関心が湧かないのは当たり前。
でも、「なぜ?」を繰り返していくことで、解像度を高めていけば、書き手の思考回路や学びを感じ取ることができます。

本音を書いていく

過去の自分に対して書くと未来の誰かが救われる
読まれる文章とそうでない文は本音が書けるかどうか
「いい子ちゃん」な文章は読まれない

これは、ブログ初心者の私たちにとって一番難しいことではないでしょうか。
自分の本音を書きすぎると読まれないんじゃないか。
本音で書いているつもりではあるんだけど、なんとなく「いい子」な文章になってしまう。

気にしすぎてしまうときは、学んだマインドの部分に戻って、どう感じてくれるかは読む人それぞれだから、気にしすぎず書きたいことを書いていけば良い。
過去の自分に伝わるように文を書いていくと自然と本音も出てきます。

文章の自分ごとに捉えてもらえるようにひと工夫

ただの日記も自分ごと化してもらえるような仕組みを作る
シェアしたくなる欲求は「共感」と「学び」
誰かに話しかけるようなタイトルにする

自分に重ねて読んでもらえるように工夫するには

・ベースとなる出来事について書く
・その出来事を受けた自分の「学び」「変化」を書く
・読み手に語りかけてみる
・主語を私たちに変えてみる
・最後に問いかけて議論の余地を与えてみる

自分だけのことをつらつら書き続けるより、読み手に語りかける方が自分ごととして捉えやすい。
日常の解像度の高め方と一緒に意識していきたい学びになりました。

まとめ

ゆぴさんの文章は、私たちの周りでも起こっている身近なことを題材にしているものも多いのですが、
「いやいや、知ってるよ」ではなくて
「わかる!私もそう思う時ある!」と共感を産む文章なんです。

読まれる書き方って何が違うのかなと考えて見ると、やはり
・解像度が高い→文章を読んでいて詳細にイメージができる
・本音で書いている→友達が思ったことを真剣に話してくれているような書き方
・読んでいる人が自分の場合を想像することができるような問いかけが多い

とこの本に書いてあることを実践されているんだ、と改めて感じました。
ブログ初心者の私たちでも、継続していけばゆぴさんのように、発見や学びに繋げられる文章がかけそうです。
なんだかワクワクしてきませんか?

巻末には書きたいこと30個などが書いてあり、今日から書く習慣がつけられそうな、学びの多い本でした。
また書くことに対してもやもやが続いていたら、いしかわゆきさんの「書く習慣」を何度も読み返します。