こんにちは!Maki (@deseno_m) です。
異業種からweb/UIデザイナーへ転職から3ヶ月。
今回は異業種から転職してどうだったか、話していくね!
そもそも新卒から異業種で3年半働いていた私が、webデザイナーになろうと決意した理由が気になったら『【未経験転職】私が海運ホワイト企業からデザイナーへ転職した理由』を読んでみてください。

異業種転職した未経験デザイナーの3ヶ月間
チームに慣れる
私の場合6ヶ月間のOJTがあるので、今は案件制作と課題を同時に並行していくスタイルで仕事をしています。
入社3日目からチームにジョインして、そこから完全在宅で働くことに。
実際に会ったことがない先輩方にオンラインでも自分のことをわかってもらえるよう、自己紹介用の簡単なデザインを制作してオンライン会議などで何度も自己紹介していました。
課題に慣れる
入社からデザイン課題や案件制作をさせてもらっていたのですが、特に2ヶ月目に大きな案件に関わらせてもらう機会がありました。
デザイン課題に慣れる
OJT課題として、バナー制作をしていました。
同じテーマで3案作ってレビューしてもらって、OKが出たら次の課題へ進んでいくスタイル。
・同じテーマで、内容に沿った違うパターンのデザインを作るのが難しい
・3案もあるとただのパターンだしになりがち
・自分がそのテーマのことを深く知っていないと合ったパターンが出ない
ただブラッシュアップしていく過程で意味のあるパターンの引き出しがだんだんと増えていって嬉しく感じています。
案件に慣れる
案件を振ってもらう前はfigmaに慣れるためにsketchからのデータ移行をやっていました。
要素の大きさやマージンが少数点単位になっていたりとちゃんとわかるべきところが出来ておらず…
最初からfigmaでの確認方法などを教えてもらいながら手を動かしていました。
そのあとに頂いた、既存のデザインからより良い修正案を考える案件。
新しいデザインを考えて提案するっていうことにすごく苦労しました。
大きな理由は
・未経験の考えに自分が自信を持てていないから
・自分のデザインの言語化が難しいから
先輩方からレビューを何度もいただき、完成まで辿りつくことができました!
サポートもたくさんしてもらいつつも、制作さんや企画の人たちと一人で連絡を取ることで
案件制作の流れがわかってきたように思います。
言語化に慣れる
制作物をどういうデザインにしたか、の言語化や、案件の提案が、最初はすごく怖かった…!
デザインの語彙が少ないので、どうやって自分のデザインを説明したらいいかわからず、
初めのうちは先輩の書いた申し送りをみて「こんな風にいうんだ…」とメモしていました。
「温かみのあるデザインに仕上げるべく角をとりまるみのあるデザインにしました」
⇨
「どうしてこの大きさでデザインすると温かみが出ると思ったの?」
「今のデザイン以外の表現方法はなかった?」
「温かみのあるデザインって何?」
など、いろんな質問を投げてくれて、そのたびに自分で考えて話していくのがすごく難しい…!
まだ探り探りな部分がが多いから、ちょっとストレスに感じることも。
それはまだ、デザイナーとしての自分の、デザインへの意見に自信を持ててないから、こうすべきと思う、とまだはっきり言えないことが原因の一つ。
デザイン力の向上とコミュニケーション力でカバーしていきたいです。
異業種転職デザイナー3ヶ月目の成果
3ヶ月目で思う課題はデザイン力
3ヶ月目の現状では二つのことを意識しています。簡単そうで難しい。
⇨1日1回pinterestを見て集める!だんだん手を動かしたい欲がうずうずしてくる。自分の好きなデザインってどんなものなのかも見えてくる
言語化
⇨自分はこのデザインをどう思ってるか、どうして良い/悪いと思ったのか、など考える習慣をつける
心がけていることはコミュニケーション
デザイン力が足りない中で気をつけてきたことはコミュニケーション力。
デザイナーはただ作るだけではなくて、制作チームやプランナーさん、ディレクターさんなど様々な職種の方と関わります。
今はまだデザインが足りてない時に、信頼して任せてもらえる/相談できるような関係を作っていくことが大切。
制作過程だったとしても
・こういう方向のデザインでいきたいと思ってること
・つまづいてる/悩んでるポイント
を伝えて早め早めにレビューしてもらうことが、未経験デザイナー本人にとっても、他の先輩やチーム内/外の人たちにとってもメリットだと思っています。
未経験デザイナーにとって良い点
・レビューをもらうことで早めに軌道修正ができる
・自分の作ったデザインを見てもらえる
チーム内/外の人たちにとって良い点
・今どんなことを考えて作ってるのか、どんなところでつまづいているのか、状況を把握できる(特にリモート下)
・コミュニケーションが増えることでどんな人なのかわかる(信頼関係が築きやすい)
忙しい中先輩にレビューをお願いするのは気が引けますよね。
でも早めに聞いておくことで結果的には案件の完成が早くなったりと良いことが多いです。
先輩にレビューをお願いしたいことをあらかじめ聞いておいて、おっけーが出たらどんどん聞いていきましょう!
異業種からデザイナーに転職して良かった?
デザイナーになって変わったこと
異業種転職して変わったマインドは街中のデザインをデザイナーの視点で見ることが格段に増えたことです。
・どうしてこのフォントを使ってるんだろう⇨多分ユーザーの層がこんな感じだから?
・どうしてこの色なんだろう
・ちょっとダサく感じるとき⇨なんでそう思ったんだろう/わざとダサくして目線を誘導しているのかもしれない(戦略があるのかも)
とか色々考えながら街中を歩いたりするのが楽しい。
仕事も日常生活も自分の好きなことで関われて成長できていくのが、大変だけどワクワクします。
好きなことを仕事にして、私は良かった
仕事とやりたいことは分けた方がいい派の人もいますよね。
でも、私は仕事での学びを自分のプライベートでもやってみたいことに生かしていきたい思いがあるから、今学びながら自分を高められる環境に身を置けていることがすごくラッキーと思っています。
「仕事はお金を稼ぐもの。プライベートで好きなことをした方が良い派」など、仕事軸はひとそれぞれだけど、
私は人生の長い時間を費やしてる仕事の内容に対するウエイトが大きいので
好きなこと、興味のあることを仕事にした方が幸福度が高い人間なんだなって改めて感じました。
また、これから自分がどんなデザイナーになりたいのか、どんなことがやりたいのか、とかを考えて可視化するためにも、定期的にデザイナーとして何が自分の強みなのか、何をしてきたのか、棚卸しする時間がとても大切。
3ヶ月たって少しずつ周りが見えてきた中で、棚卸しの時間も作っていこうと思います。
楽しみながら次のステップへ進んでいこうと思います!
せっかく好きなことを仕事にしても「楽しい」と思えないこともあります。
新しい環境にチャレンジしたいなと考えていたら、自分が仕事上、どんなことで自分が「嬉しい」「楽しい」と感じられるのか考えてみるといいかもしれません。
答えが見えてくれば、きっと自分にぴったりの場所で頑張っていけるはずです!